Z会といえば、昔から超難関校を目指す学生が利用する教育界の大手。今では通信教育だけでなく、通いの教室もあるようですね。
高校生向けの通信教育が事業の中心だった頃は、DMでの勧誘などはなく、Z会は知る人ぞ知る存在でした。利用者はほぼ口コミで増えていくという、そんな硬派なイメージがあるZ会。今でこそ幼児向けのコースもあり、CMでもよく見かけます。
そんなZ会が2019年2月27日に発表したのは、経済的に苦しい大学生に向けて給付型の奨学金を創設、というニュース。奨学金を設置する機関って、大学や自治体・企業などが多く、優秀な若者に是非来てほしいと望んでつくるものがほとんどだと思いますが、なんと、大学に学生を送り出す側のZ会が、しかも返済不要の奨学金の制度を始めるとは驚き!進化し続けるZ会の設立する奨学金に注目が集まります。
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Z会が奨学金をつくる背景
今、戦後最長の好景気が続いているらしいですが、成長率が低く、好景気の実感が乏しいのが現実です。そのうえで、大学への進学率も高くなりました。日本では、高等教育費の家計負担の割合が高いため、多くの大学生は貸与型の奨学金を利用して進学をします。社会に出てからはその返済に苦しんでいるというニュースも、社会問題になっています。
Z会は、教育に携わる企業として、将来いろんな分野でリーダーシップを発揮できる人材を育てることが使命だと謳っています。そのために、優秀な学生には経済的な不安を取り除いた環境で勉強に専念してもらいたいと、給付型の奨学金を設立することになったようです。
優秀な学生を多く見てきたZ会だからこそ、経済的に苦しくて進学が難しい学生を放っておけないのでしょう。
「Z会奨学金」の概要
このたび発表された奨学金の内容を見てみましょう。
応募資格
・2019年4月の時点で高校3年生で、Z会が指定する大学への進学を希望していること
・経済的な援助が必要で、なおかつ学業、人物とも優秀であること
・高校2年次の成績評定の平均値が4.5以上であること
・ほかの奨学金との応募併願は可だが受給併用は不可。大学の授業料免除との併用は可。
公表されている資格は上の4点。ということは、受験勉強のツールとしてZ会を利用していなくてもいいということ?経済的に苦しい家庭であれば、通信教育も断念しているでしょうから、そんな高校生には一安心です。
Z会が指定する大学
Z会が奨学金給付に指定している大学とは、
北海道大学・東北大学・国際教養大学・筑波大学・千葉大学・東京大学・東京工業大学・お茶の水女子大学・一橋大学・横浜国立大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・神戸大学・九州大学
……の15校です。そうそうたる大学名が並んでいますね!
給付の内容
給付される期間は4年間です。給付額も大きく、これなら在学中ずっと安心です。
・大学1年生は年額102万円(入学一時金30万円+月額6万円)
・大学2年生以降は年額96万円(月額8万円)
選考について
2019年9月30日までに応募し、書類選考・面接選考で、2019年11月に内定者を決定します。1学年につき5名に給付予定です。
応募書類は①願書、②成績証明書、③所得証明書、④住民票、⑤論文、となっています。詳しくは、2019年5月にZ会ホームページに掲載されます。
奨学金の支給
指定の大学に合格し、入学することを条件に、2020年4月から支給が始まります。
まとめ
経済的に苦しい学生に向けた給付型の奨学金は、最近増えてきたように感じます。その中でもこの「Z会奨学金」は内容のしっかりした優れた制度のようです。この春に高校3年生になるあなた!もしも経済的な都合で進学をあきらめようとしているなら、チャレンジしてみませんか!
以上、Z会が奨学金を設立!返済不要の「Z会奨学金」は大学の4年間給付、という内容でした。
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