2017年(平成29年)以降、国の教育ローンを利用する人に朗報です!
国の教育ローンの融資を受けるには、連帯保証人を立てるか、保証料を支払って保証機関(公益財団法人 教育資金融資保証基金)を利用するかを選ぶ必要があります。多くの人が利用するのは機関保証ですが、平成29年10月2日以降の融資分から、保障基金の保証料引き下げが決定しました!
- ずばり、融資額100万円では保証料がこのくらい安くなります
- 融資実行は10月以降がおすすめ!早めに受験するなら8月~9月頃に審査まで完了させておきましょう
- 国の教育ローンの金利見直しは5月と11月です
*教育費のつなぎ融資に最適な低金利カードローン ▼60日間無利息のカードローンはここだけ! ・レイク ▼30日無利息の大手カードローン ▼三井住友銀行ユーザーなら |
ずばり、融資額100万円では保証料がこのくらい安くなります
ごちゃごちゃ説明するより、一覧表を見ていただきましょう。100万円を融資した場合の保証料額について、9月と10月の金額を比べてみました。保障料は元金据置期間(利息のみ支払う期間)の有無によっても変化しますので、据置2年の場合と4年の場合も比較してみます。
元金据置期間がなしの場合
元金据置期間が2年の場合
元金据置期間が4年の場合
このように、特に借入返済期間が長くなると結構な引き下げになっていますね!
融資実行は10月以降がおすすめ!早めに受験するなら8月~9月頃に審査まで完了させておきましょう
保証料の引き下げはすでに国の教育ローンのホームページでも案内されているので、決定している内容です。大学の推薦入試などでも入学金などの支払いはおおむね10月以降になりますので、特に急ぎでない資金に関しては、10月以降の融資実行にしましょう。
ただし、9月までの借入を控える人が増加するでしょうから、10月に入ったとたんに手続きが混み合うことも予想されます。AO入試や推薦入試で年内の利用を考えているなら、9月中までに審査まで完了し、融資実行日を支持する段階で止めておきましょう。そうすると必要なタイミングで融資実行がスムーズに運びます。
ただし審査の有効期限がありますので、夏に審査通過し、来年の3月まで引っ張るのは難しいと思います。公庫では利用するタイミングの2~3カ月前の申し込みを推奨していますので、参考にしてください。
国の教育ローンの金利見直しは5月と11月です
国の教育ローンの金利は、半年ごと、5月と11月に見直しが行われています。
【参考】平成29年5月の見直しでは変更がなく、平成29年10月までは年利1.81%(固定金利)。2018年5月時点では1.76%で、その後も引き下げ傾向でしたが、2020年5月に微増し1.70%に。2020年11月にふたたび下落し1.68%、2021年5月に1.66%、11月に1.65%と、下がり傾向です。
今後金利が据え置きか、または変動して上がるか・下がるかはまったく見通しが立ちませんが、国の教育ローンは融資実行の翌月または翌々月から返済が開始されるので、あまり利率は深読みせず、必要な時期に必要なタイミングで借入するのが良いと思います。
以上、「【国の教育ローン】機関保証の保証料が引き下げです!融資実行は平成29年10月2日以降がおすすめ」という内容でした。
*教育費のつなぎ融資に最適な低金利カードローン ▼60日間無利息のカードローンはここだけ! ・レイク ▼30日無利息の大手カードローン ▼三井住友銀行ユーザーなら |
参考リンク:
国の教育ローンの保証基金について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
国の教育ローンを申し込むタイミングについて説明します。
国の教育ローンの申し込みについてはこちらの記事が決定版です。筆者の経験に基づいた情報をお伝えします。
審査の電話、あるかどうか気になりますよね!
国の教育ローン、限度額内なら追加で借りられます。その際の注意点についてはこちら。
教育費調達のための金利情報をまとめてお伝えします。
国の教育ローンと奨学金の審査ポイントは異なります。それぞれの審査通過のポイントを知っておきましょう。