カードローンがおなじみの楽天銀行ですが、実は教育ローンも取り扱っています。ご存じですか?
教育ローンとは、言うまでもなく教育費に使うのを目的としたローンです。
楽天銀行教育ローンは、提携している大学なら優遇金利で借りられるため、大学の案内をみて「楽天銀行って教育ローンもあるんだ!」と気付く人も少なくありません。
しかし、大学経由で案内されているがゆえに、提携大学でしか利用できないと勘違いされている一面もあります。
実は楽天銀行教育ローンは、提携校以外でも利用可能。審査に通れば、ネット銀行ならではの低金利で、誰でも教育ローンが借りられます。
本日は楽天銀行教育ローンの詳細と、気になる審査や金利、メリットについて解説します。
- 【ズバリ】楽天銀行教育ローンの特徴は?
- 気になる金利は?どうやって調べる?
- 楽天銀行教育ローンの審査と必要書類
- 楽天銀行教育ローンはいつ申し込めばいい?融資までの時間は?
- 楽天銀行教育ローンの返済は?
- 楽天銀行と言えば「楽天銀行スーパーローン」。スーパーローンも教育ローンとして使える?
- 楽天銀行教育ローンと楽天銀行スーパーローンの違い
- ほかに教育費調達に使えるおすすめのカードローンはある?
- 【まとめ】教育費調達は性格の違うローンを「ダブル使い」がおすすめ!
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【ズバリ】楽天銀行教育ローンの特徴は?
まずは楽天銀行教育ローンがどんな教育ローンなのかを知りたいですよね!
特徴を順にご紹介しましょう。
大学専用の教育ローン
楽天銀行教育ローンは、国内の大学専門の教育ローンです。専門学校や語学学校などは残念ながら対象外です。
海外の大学に進学する場合も、利用できません。
医学系なら1000万円、その他の学部なら500万円まで利用可!
医学、歯学、薬学系の学部なら1000万円まで利用可能。その他の学部は500万円まで使えます。
いつから申し込みできる?
融資希望日の3か月前から申し込み可能です。
奨学金も申し込んでいるけど……
楽天銀行教育ローンは奨学金と併用も問題ありません。
提携校なら特に低金利で利用可能
楽天銀行教育ローンは、提携している大学向けの教育ローンと、一般の大学向け(提携外)の大学向けの教育ローンがあります。
もともと低金利設定の教育ローンですが、提携校向けのプランは、大学ごとに利率が設定されているため、通常のプランよりもかなり低金利で利用することが可能です。貸付利率は、固定金利と変動金利があります。
提携校として利用の際は、大学によって利率が異なるため、進学・在籍している学校名で確認してください。
なお、提携している大学の教育ローンと、一般の大学の教育ローンの違いは利率設定だけで、その他の商品内容や使途範囲などは同じです。
大学には楽天銀行から直接振込
楽天銀行教育ローンは、申込後、楽天銀行から大学宛てに、直接振り込まれるタイプの教育ローンです。振込の手間が省け、特に納入を急いでいるときなど便利です。
一点注意が必要なのは、楽天銀行からはインターネットバンキングを利用して直接大学に振込(融資)されるため、大学側がネットバンキング不可の扱いになっている場合は、融資することができません。事前にご確認をお願いします。
利用できる費用は納付金の範囲
直接大学に振り込まれる教育ローンなので、利用できるお金の範囲は、大学に納付する学納金の範囲となります。
例えば大学に直接支払うのではない寮費や交通費、教材費などは借入の対象になりません。
楽天銀行の口座がなくてもOK
楽天銀行教育ローンは、楽天銀行の口座を開設しなくても、今使っているお手持ちの口座を返済口座に指定して利用可能です。
インターネット完結型。ただし500万円超の利用は郵送手続きあり
楽天銀行教育ローンの手続きは、パソコンやスマホを使ってWebで申込み、必要書類はアプリで提出できる便利さ。ネット銀行なので、どこかに出向く手間もありません。
ただし500万円を超える申し込みの場合は、申し込み後郵送での手続きが必要です。
気になる審査結果もメールで連絡されますが、ローン申し込みで避けて通れない「在籍確認(勤務先への本人確認や契約内容の確認の電話)」は行われますのでご注意を。お客さまの勤務先へは「楽天銀行の○○(担当者名)」として電話されます。
500万円超の利用は団体信用保険に加入しなくてはいけない
500万円を超える利用では、借入金額全体に対して、団体信用生命保険への加入が必要です。高額借入の場合は団信があると安心ですが、その分保険料が金利に上乗せされます。
気になる金利は?どうやって調べる?
楽天銀行教育ローンは「低金利で利用できる」といいますが、実際の金利は楽天銀行教育ローンのホームページから調べられます。
進学先・在席校が提携校だったらラッキー!楽天銀行教育ローン(提携型)
進学予定の大学、すでに在籍している大学が、楽天銀行教育ローンと提携している場合は、大学ごとの利率設定になっています。
まず楽天銀行教育ローンのホームページで、「提携している大学の教育ローン」というタブを選びます(タブが赤色になっていればOK)。
申込みボタンの下の「コードの確認はこちら」をクリックすると、提携大学の一覧と「提携校コード」「申込コード」が調べられます。
進学予定または在学中の大学のコードを調べたら、「教育ローンを申し込む」という緑色のボタンをクリックしてください(クリックしてすぐ申し込みにはなりませんので、安心してください!)。
最初に表示される画面で「提携校コード」「申込コード」を入力し、「次へ」ボタンをクリックすると、該当する大学に適応される利率が確認できます。
提携している大学でも、実は大学によって金利に差があります。コードを間違えないようにコピペして入力、利率確認してくださいね!
提携していなくても借りられる!楽天銀行教育ローン(非提携型)
進学予定または在学中の大学が提携校になっていない場合は、楽天銀行教育ローンの最初のページで「一般の大学の教育ローン」のタブを選択してください(文字部分をクリックするとタブが赤色になります)。
その状態で「教育ローンを申し込む」という緑色のボタンをクリックすると、一般の大学向けの利率が表示されます。
提携型・非提携型の違いは適応される金利だけ
楽天銀行教育ローンでは、提携している場合・提携していない場合がありますが、条件面での違いは金利設定だけです。それ以外の条件は同じなので、提携していないからといって、特に不便や心配することはありません。
楽天銀行教育ローンの審査と必要書類
楽天銀行教育ローンの特徴がわかったところで、申し込みの流れや審査、必要書類について確認しましょう。
申込条件
・借入時の年齢が満20歳以上、満62歳以下の人
・国内の居住している人(外国籍の方は永住権または特別永住権のある人)
・国内の大学に進学または在籍している学生と生計を一とする親族か、安定収入のある学生本人
以上の条件をすべて満たす個人が申し込みできます。
必要書類
・本人確認書類(運転免許証、健康保険証、パスポート、在留カードなどその他指定の本人確認書類)
・在学を証明できるものの写し(合格通知書や学生証など)
・学納金額がわかる書類
収入証明書は、以下のようになっています。
【借入金額500万円以下のコースでお勤めの場合】
楽天銀行教育ローンの累計借入れ金額が150万円超、または返済方式で「在学中元金据置返済」を選択する場合は、源泉徴収票、課税証明書(所得証明書)が必要
※収入・所得額の記載があるもののいずれかの写し
※審査の結果、別途指定された書類の送付が必要な場合あり
【借入金額500万円以下のコースで自営業の場合】
確定申告書、課税証明書(所得証明書)
※収入・所得額の記載があるもののいずれかの写し
【借入金額500万円超の場合】
「給与収入のみか、給与収入のみでないか」「確定申告しているかどうか」「法人代表かどうか」などにより、必要な書類が異なります。
なお、審査によっては追加の書類提出が求められる場合もあります。
連帯保証人は必要?
借入金が500万円以下の場合は原則不要です。
しかし、返済方式で「在学中元金据置返済」を選択した際に、審査結果により満20歳以上の連帯保証人が必要になる場合があります。
借入金額500万円超の場合は連帯保証人が必要で、原則として教育ローンの対象者である学生本人になります。
審査の流れ
インターネット経由で申し込み後、審査が開始されます。年齢や会社員か自営業か、年収、勤務状況、住宅(持ち家か賃貸か)など、申し込み書類に記載した個人情報をもとに、他社借入の状況や延滞などのブラック情報がないかどうかなどを個人信用機関で照会し、総合的に融資可能かどうかを審査します。
審査結果はメールで連絡され(電話対応も可)、在籍確認が行われて契約の流れになります。
審査に通るポイントは?
審査の詳細な基準は、楽天銀行では公表していませんが、申し込み条件に合致していて安定した収入・仕事があり、金融事故などの履歴がなければ、審査通過の確率は高くなります。
楽天銀行教育ローンはいつ申し込めばいい?融資までの時間は?
楽天銀行教育ローンは、融資希望日の3か月前から申し込み可能です。
合格発表前でも、事前予約として申し込めます。入学が決まったら、融資の手続きをしてください。
一方で、急いでいる場合は、最短で翌営業日(2日)に振込(融資)することが可能です。
通常、審査は当日~2営業日で結果連絡とされていますが、審査の内容によっては、数日かかる場合もあります。余裕を持って申込みしましょう。
楽天銀行教育ローンの返済は?
楽天銀行教育ローンの返済方法は、いくつかのプランから選択できます。
返済期間は1年以上14年以内(1ヶ月単位)。申込者の完済時年齢が満70歳以下となっています(学生本人が連帯保証人の場合は満74歳以下)。
毎月元利均等返済
在学中から卒業後も、毎月一定額を返済する方法です。
ボーナス併用分割払い
毎月一定の返済をする一方、ボーナス月には多めに返済する方法です。
在学中元金据置返済(卒業予定年月+12ヶ月まで)
在学中は元金据置で、利息分だけの返済でOK。
卒業後に元金と利息を合わせた返済が開始される方法です。
親子リレー返済
卒業時に申し出ることで、卒業後の返済を申し込んだ保護者などから、学生本人に返済を引き継ぐ方法です(返済口座を学生の口座に変更します)。
毎月元利均等返済でも在学中元金据置返済でも、どちらでの利用も可能です。
楽天銀行と言えば「楽天銀行スーパーローン」。スーパーローンも教育ローンとして使える?
申込みしやすい銀行カードローンとして、もはや代名詞ともなった超有名カード「楽天銀行スーパーローン(カードローン)」。楽天ユーザーだけでなく、Webからサクサクと申し込める手軽さと金利の安さに、愛用者も多いですよね!
使いみちが自由なカードローンなので、教育費にあえぐ世代の生活費のサポートにあてることはもちろん、借入金をダイレクトに教育費として使うことももちろんOKです。
確かに教育費に特化した教育ローンよりは高金利ですが、教材費など教育ローンの対象にならない少額の借入や、返済の当てのある教育費用(次のボーナスで払える範囲の資金など)のつなぎ資金には、一回づつ申し込みが必要な教育ローンよりは使い勝手は抜群に良いです。
楽天銀行教育ローンと楽天銀行スーパーローンの違い
楽天銀行が扱っている教育ローンとカードローン、教育資金調達という視点から比較してみました。
楽天銀行教育ローンを教育費調達に使うメリット・デメリット
★メリット
・なんといっても金利が安い
・提携校ならさらに金利引き下げあり
・大学に直接振り込みしてもらえる
・高額融資にも対応可能
★デメリット
・一度に1年分の利用しか申し込めない
・一度に利用できる金額は学費納付書などに表示された金額以下
・2年目以降の利用では再度申し込みが必要
・教材費など大学に直接支払う(振込む)費用以外には利用できない
・ネットバンキング振込が不可の大学には使えない
・つまり手続きに手間がかかる
楽天銀行スーパーローンを教育費調達に使うときのメリット・デメリット
★メリット
・審査で決定した限度額以内で何度でも繰り返し利用できる
・使いみちは自由
・手元に現金が欲しい時にはカードローン
・提携ATMが無料で利用できる
・いつもの自分の口座へ振込キャッシングも利用可
・返済口座も楽天銀行以外の普段使っている口座でOK
★デメリット
・金利が高い
・手軽に使える分、借り過ぎに注意
・消費者金融が行っているような無利息キャンペーンはなし
ほかに教育費調達に使えるおすすめのカードローンはある?
銀行発行の安心感から銀行カードローンを利用する人は多いですが、実は消費者金融カードローンのほうがお得になる面があります。
消費者金融カードローンの多くは、初めての利用者に一定期間の無利息サービスを行っています。
プロミスやアイフル、アコムなどは、借入金全額に対して、30日間無利息になりますが、その上を行くのがレイク。
レイクは初めての利用でWebから申し込むと借入金全額が60日間無利息※(Web以外の申し込みと、契約額が200万円超の場合は30日間無利息)になるか、借入金のうち5万円分を180日間無利息になる「複数の選べる無利息サービス」を行っています。金利が高い消費者金融でも、無利息サービスを活用すれば、ほかのどんなローンよりもオトクです。
60日間無利息がメリットが高いのは言うまでもないですが、10万円以下の少額借入では、180日間無利息が実力を発揮。半年に近い期間、5万円分にかかる利息を支払わずに落ち着いて返済できるのは、メリットが高いですね!
▼少額借入は180日間無利息が最もオトク!
▼教育費のつなぎ融資に最適。60日間無利息はレイクだけ!
【まとめ】教育費調達は性格の違うローンを「ダブル使い」がおすすめ!
大学に大きくドーンと支払う学納金は教育ローンで手堅く用意し、それ以外のこまごました教育関連の出費には、使いみちの範囲が広い国の教育ローンや奨学金、借入・返済がサクサクと行える使途自由なカードローンを組わせて使うのが、教育費調達の極意とも言えます。
大きいお金が動く学資、教育費。前もって色々な制度や借り入れできる商品をチェックし、教育資金調達の見通しを立てておいて、無理のない方法で頑張っていきましょう!
以上、楽天銀行教育ローンは大学限定!審査と金利、メリットを解説、という内容でした。
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