本日は雑談です。我が家の下の子、やっと高校受験が終わって、第一希望だった高校に毎日楽しそうに通学しています。この子はちょっとユニークで、塾通いを拒否したことから、塾なし・自力で偏差値63の地域の進学校に滑り込んだチャレンジャーです(塾なし受験のお話はまた改めて!)。
やっと入学したと思ったのもつかの間、わかっていたことではありますが、すでに次の大学受験に向けて、進路指導が始まっています。そろそろ面談が始まり、何回か指導を繰り返しながら、2年生時の文系・理系の選択を決めていくそうです。
悩ましい……安易に決められない?文理選択
文理選択は、得意分野などから安直に決める訳にもいきません。2年生時からは文系・理系で履修する授業が変わるため、ある程度志望校のめどが立っていないと、選びにくいとも言えます。
例えば、近年注目度の高い福祉系への学校に進学したい場合は理系選択が必要ですし、受験も多様化しているので、方向性やなりたい職業をある程度絞った形で決めていくのが、本来は理想的なのでしょう。
「夢に向かって」「夢を持って」の呪縛から自由になっても良いかもしれません
子供がある程度大きくなってくると、「夢に向かって」「希望の進路選択を」というフレーズをよく聞くようになります。この頃は中学校でも職業体験がカリキュラムに入っていて、早くから「将来の職業」について考える機会を与えられます。
もちろん、資格の必要な仕事を選択したい場合は、早くから目標を持って、それに合った大学や各種学校などを選択していく必要があります。
しかし、多くの「具体的に将来なりたい職業名を決められない子供たち」は、「将来をイメージできない自分」をちょっとダメだと思ったり、「教師になりたい」「医者になりたい」「弁護士になりたい」などと熱く語る友達をみるにつけ、焦りを感じたりしているのではないでしょうか?
「この勉強が好き」という感性を大事にしてやりたいと思う今日この頃です
かく言う我が家の下の子も、なかなか具体的に進路が考えられないタイプ。文系・理系の選択も、いまだまったくイメージできていない状況です。まあ、自分が高校生の頃を考えても、似たり寄ったりだったような気もしますが……。
そこで、とりあえず我が家で子供に伝えたことが2点。
まず、文系・理系で深刻に悩んだら、とりあえず理系にしよう(苦笑)ということ。後々理系から文系へのいわゆる「文転」は成功する可能性がありますが、文系から理系への変更はやはり困難なので、よほど理系科目が苦手ということでなければ、理系を選んでおくのも一案かと。
次に、「好きな勉強がどのジャンルか、アンテナを敏感にしよう」ということ。日々の授業の中で、「この教科楽しい!」「この科目の課題は苦にならない!」など、自分にフィットしたジャンルを見つけられる感性を大切にしてほしい、と伝えました。やはり、決定的に嫌いなことは仕事につながりませんからね!
高校生くらいの子は「自分が大きく成長できる土地」を探す時期かなあ、なんて思っています。未来のことは分からず、いわゆる「夢」を実現できるかどうかも玉虫色、順風満帆な人生なんてなかなかありません。でも、とにかく「この方向でやっていこう」という事だけでも見つけられたら、初めの一歩としてはOKかな、と考えています。
以上、完全に雑談の「《新高校1年生》やっと高校に入ったのに、もう進路選択を迫られます。来年度に向けての文理選択は6月頃から……」という内容でした。
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参考リンク:進路実現には教育費の準備が不可欠です。学資保険や貯金などで賄えない場合に備えて、多くの人が利用する国の教育ローンや奨学金について知っておいてください。教育費調達のためにいろんな手段を知っておくことが、家計のピンチを救います。