若い世代が奨学金返済に苦しんでいるというニュース、本当に良く聞きますね。しかし一方で、奨学金を抱える就職希望の学生を支援する動きが、実はちらちら耳に入って来ています。今日は和歌山県の制度についてご紹介します。
- 2016年度から開始されていた奨学金返済助成制度、今年も募集が始まるそうです!
- 詳しい応募条件は?対象は主に今月から大学3回生になった学年です!
- 選考試験の内容は?
- 認定されたら必ず就職できるの?また、他の都道府県の企業には就活できないの?
- 探せば地方などで同様の制度があるようです
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2016年度から開始されていた奨学金返済助成制度、今年も募集が始まるそうです!
県は奨学金を受けている大学生らを対象に、県内の製造業や情報通信産業で3年間働くことを条件に返済を最大100万円助成する制度の希望者を募っている。製造業などの研究職や技術職の若い担い手を確保するのが狙い。募集は5月末まで。
ニュースサイトで読む: https://mainichi.jp/articles/20170405/ddl/k30/020/407000c#csidx156faad7efe3aacbc50a709897fd203
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昨年2016年度に創設された制度で、昨年は21人の学生が認定されたそうです(募集枠は50名)。助成金最高100万円までのうちの半額は、採用企業側が負担する仕組みで、昨年度は県内40社が参加。今年度も同様の規模になると予想されており、募集も昨年同様50名となっています。
対象企業に就職し3年間勤務したのち、奨学金を貸与している機関・団体に直接返還してもらえます。
詳しい応募条件は?対象は主に今月から大学3回生になった学年です!
応募の対象者は、日本学生支援機構などの奨学金を利用している学生か、これから利用する予定のある学生で、理工系(農学部・薬学部含む)・情報系の学部や研究科に属する学生。かつ、和歌山県内の製造業や情報通信業の企業へ研究・技術開発職で就職を希望している(分かりやすく言えば、理系の技術職系を目指している)こと、となっています。
注意すべきは、2019年(平成31年)3月に卒業予定の学生、という点です。つまり、今年度末ではなく、来年度末に卒業、ということは、今年大学3回生になった学年が主に対象になる、ということ。今年度就職活動が始まる学年に対して、一足はやく和歌山県への就職も視野にいれてもらおう、という取り組みのようです。
選考試験の内容は?
書類選考と面接により、認定を行います。
認定されたら必ず就職できるの?また、他の都道府県の企業には就活できないの?
助成制度を利用する認定、ということなので、実際の企業への採用が保証される訳ではなく、就職活動は自分で行わなくてはいけません。一方で、認定されたからといって、他の都道府県の企業への就職活動を制限されることはなく、自由に就活を行ってかまわないようです。奨学金貸与を受けている学生で、和歌山県への就職を視野に入れている人や、この機会に和歌山県への就職を考えてみても良いかも、と思う人は、一度調べてみてはどうでしょうか。
なお、すでに募集開始されており、平成29年5月31日(水)が期限です。締め切りまでに所定の様式を提出してください。
参加企業の一覧や申込書類など、詳細はこちらで分かります。
探せば地方などで同様の制度があるようです
例えば秋田県にもこのような制度があります。
奨学金貸与者向けの返還助成制度に関しては、今後も随時、情報をUPしていきますね!
以上、奨学金返済に和歌山県が100万円助成する制度【技術職で3年勤務が条件】という内容でした。
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参考リンク:
もしかしたら給付型奨学金の対象になっているかも…という人、先行実施分の申し込み方法はこちらで解説しています。