教育ローン&お金の問題

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【新型コロナ対応】日本学生支援機構(JASSO)家計が急変した大学生等への支援について

日本学生支援機構(JASSO)は、新型コロナウイルス感染症への対応について、2020年4月15日に緊急のお知らせを発表しました。経済活動の縮小によって家計が急変したご家庭も多いと思われ、学生の皆さんの中には、この先どうしたらいいのか途方に暮れている人もいるでしょう。

実際、学生団体「高等教育無償化プロジェクト」(通称FREE)が学生に向けて調査したところによると、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計やアルバイトの収入が減り、「大学や専門学校を退学することを検討」すると回答した学生が約7.8%、実に13人に1人の割合でいた、という報道もありました。経済的に苦しい状態が続けば、この割合がもっと増えてくるかもしれません。

新型コロナ受け大学生ら13人に1人が退学検討、学生団体調査 TBS NEWS

勉強を続けたい学生と家族の皆さん、コロナ禍による家計への影響によっては新たにJASSOの支援を受けることができるかもしれません。詳しくご案内します。

 

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日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は給付型も充実

日本学生支援機構(JASSO)といえば、奨学金で一番メジャーな機関です。貸与型だけでなく、国の高等教育の修学支援として、返済の必要のない給付型奨学金の制度もあります。

特に、給付型は2020年4月から新しい制度が始まったばかりで、支援内容は今までよりも手厚くなっています。経済的な理由によって修学を諦めることのないように、住民税非課税世帯およびそれに準ずる世帯の学生を対象に、「奨学金の給付」だけでなく、「授業料・入学金の免除または減額」まで支援があります。

kyouikuloans.hatenablog.com

JASSOでは、予期できない理由で家計の状況が急変したり、収入の状況が住民税に反映される前に緊急支援の必要がある場合、要件を満たせば給付型奨学金の支援対象になるというシステムがあります。今回の新型コロナウイルスの流行によって家計が急変した場合も、これに該当します。

給付型奨学金の案内(家計急変)

日本学生支援機構(JASSO)には、「家計急変」つまり急に経済的な問題が起きた学生への支援があります。

新型コロナウイルス感染症による場合の事由

JASSOでは、家計急変の事由について、次のように定めています。新型コロナウイルス感染症の影響で家計が急変し、下表A~Cのいずれにも当てはまらない場合は、Dに類するものとして取り扱われます。

募集の時期

JASSO奨学金は「家計急変」の場合は一年を通して申込みを受け付けています。ただし、原則として家計急変が発生した時から3か月以内に申し込む必要があるので、できるだけ早く準備することをお勧めします。

対象となる学校

支援の対象になるのは、国や地方公共団体から確認を受けた学校(確認学校等)の学生です。確認学校等とは、大学、短期大学、高等専門学校4・5年生、専修学校を指しますが、大学などの専攻科・別科は対象外です。

支給金額

給付される金額は、所得の区分・学校の設置者(国公立か私立か)・通学形態(自宅通学か自宅外通学か)によって変わります。

所得の区分判定は、次の通りです。

支援区分

   支給額算定基準額

第Ⅰ区分

あなたと生計維持者の市町村民税所得割額が非課税相当

第Ⅱ区分

あなたと生計維持者の支給額算定基準額※合計が、100円以上25,600円未満

第Ⅲ区分

あなたと生計維持者の支給額算定基準額合計が、25,600円以上51,300円未満

※支給額算定基準額は、通常「課税標準額×6%ー(調整控除額+調整額)」で計算されますが、「家計急変」においては、次のAとBの合計額で算出します。

申込みの手順について

申し込み手続きについては、在学している学校が窓口です。JASSOの公式ホームページには、「事由発生に関する証明書類が手元に揃っていなくても、ひとまず学校へ申し込みの相談を!」と載っています。

申込みの流れについて

家計が急変する事態が起きたら、3か月以内のなるべく早い時期に在学する学校に相談に行き、手順・申込み資格・必要な書類などについて確認しましょう。その後の流れは、このようになっています。

①申込み関係書類の受け取り・作成

「給付奨学金確認書」「給付奨学金申請書」を作成します。

②「スカラネット入力下書き用紙」の記入、提出書類の作成・取得

インターネットで申し込みをおこなうのに必要な情報を記入します。

③申込書類を学校へ提出

次の項で挙げている必要書類と「スカラネット入力下書き用紙」を在学校へ提出します。

④識別番号の確認

学校からスカラネット入力に必要な識別番号(ユーザID・パスワード)の交付があります。同時に「スカラネット入力下書き用紙」が返却されます。

⑤スカラネットでの申し込み入力

「スカラネット入力下書き用紙」を見ながら、ネットで入力します。

⑥スカラネット入力完了

入力が完了したときに表示される受付番号を「スカラネット入力下書き用紙」と「マイナンバー提出書」に転記します。

⑦マイナンバーの送付

マイナンバー関係書類は、スカラネット入力後1週間以内に、直接機構に簡易書留で送ります。

これで申込み手続きは完了です。

必要書類について

申請に必要な書類は、以下の通りです。

①給付奨学金確認書(原本)

②給付奨学金申請書(家計急変事由該当者用)(原本)

③課税証明書(コピー可)

④家計急変事由に関する証明書類(事由の表を参照)

これについては、次項に注意事項を書きます。

⑤マイナンバー関係書類

・マイナンバー提出書…機構がマイナンバーを利用することに同意する書類

・番号確認書類…本人と生計維持者のマイナンバーが記載された書類

・身元確認書類…申込者本人の身分証明書類

その他、事由によって書類が必要になる場合があります。よく確認しましょう。申込者が外国製の人は、在留資格および在留期間が明記されている証明書が要ります。18歳になる前日に養護施設等に入所していたら「施設等在籍証明書」、里親に養育を受けていたら「児童委託証明書」が要ります。

また、マイナンバー関係書類だけは、提出先が違うので、注意しましょう。

事由発生に関する証明書類についての注意

被災時の罹災証明書に代わるものとして、下記の証明書が提出できる場合、支援対象になるとのことです。

・新型コロナウイルス感染症に係る影響による収入減少があった人を支援対象として、国や地方公共団体が実施する公的支援の受給証明書

・これに類するものと認められる公的証明書

支援対象になり得る具体的な公的支援の例については、後日公表されます。

また、家計の急変による申請の場合、通常は事由発生後の所得を証明する書類(給与明細など)を提出しますが、これに加えて、進学資金シミュレーターの「給付奨学金シミュレーション(保護者の方向け)」の結果の写しの提出が求められます。このシミュレーションでは、「給与収入」欄には収入が減少した月(1か月分)の給与収入を12倍したものを入力します。また、社会保険料等は「収入等から算出する」を選択します。

シミュレーションの結果、対象外となる場合には支援を受けることはできないので、注意してください。

日本学生支援機構:新型コロナウイルス感染症に係る影響を受けて家計が急変した方への支援
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/kyufu/kakei_kyuhen/coronavirus.html

以上、【新型コロナ対応】日本学生支援機構(JASSO)家計が急変した大学生等への支援について、という内容でした。

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参考リンク:

kyouikuloans.hatenablog.com

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