あしなが育英会では、あしなが奨学金を利用しているあしなが奨学生6,500人に、新型コロナ感染症対応で一律15万円の支給を決定しました。
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あしなが育英会とは？
親を病気や災害、自死（自殺）で失ったり、親が重度後遺障害で働くことができない家庭の子供を、物心両面で支えるのを目的とした民間非営利団体です。
1967年の発足当時は、交通事故遺児を支える活動でしたが、その後災害遺児や病気遺児も対象とした大きな活動へと広がっていったそう。
あしなが奨学金は無利子貸与に給付奨学金を上乗せした形で利用でき、高校・専門学校・短大・大学・大学院で現在6,500人もの利用者を数えます。
奨学生家庭へのアンケートで経済的に切迫した状況が浮き彫りに
あしなが育英会が2020年4月に高校3年生の奨学生家庭へ緊急アンケートを行いました。
それには、新型コロナウイルス感染拡大により、収入が半減したり仕事を失ったりして経済的に困窮しているという回答があふれていた、と言います。
奨学生ひとりに15万円の緊急支援を決定！
遺児家庭では不安定な雇用に頼っている家庭も少なくないことから、この度一律でひとり当たり15万円の緊急支援を決定しました。
奨学生ですでに入金口座を登録している2年生以上（約5,000人）には4月中に送金し、手続き中の1年生（約1500人）は、登録作業が完了しだい、順次送金が行われます。
日本学生支援機構の奨学金でも新型コロナ対応が行われています
多くの学生が利用する日本学生支援機構（JASSO）の奨学金でも、新型コロナ感染症による家計の急変に対応した給付型奨学金や、貸与型奨学金が用意されています。
詳しくはこちらをご覧ください。
▼JASSOによる新型コロナウイルス感染症対応について
＜リンク＞
以上、【新型コロナ対応】あしなが奨学生に教育緊急支援金！15万円一律支給が決定、という内容でした。
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