今年度(平成29年度)の日本学生支援機構の給付型奨学金の採用者が決定したそうです。今年の採用者は合計2,502人となりました。
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注目度が高かったわりに、当初は応募者が少なかったですね……
平成30年度より本格実施される日本学生支援機構(JASSO)の給付型奨学金ですが、今年度(H29年度)から一部先行して募集が行われていたことは、以前より当ブログでも取り上げてきました。
募集が開始されたあとも、応募者が見込みよりも少なく、募集期間が延長になっていましたね。当初の応募見込み数は2,800人でしたが、応募締め切りの平成29年5月25日(木)時点で1,500人程度でした。
募集期間を平成29年8月4日(金)まで延長し、最終的に2,500人超の採用者が決定したとのこと。急に進んだ制度だったので「周知されていない」とか「条件が厳しすぎる」とか、いろいろ問題点も指摘されていましたが、2,500人以上の学生に給付が決定したことは、素直に喜ばしく感じます。
具体的な採用状況
今年度(平成29年度)給付型奨学金に採用になった人の内訳は以下のようになっています。
▼H29年給付型奨学金採用状況(単位:人)
学校の区分 |
受付数 |
採用数(うち、社会的養護を必要とする人の数) |
大学 |
1,735 |
1,671(164) |
短期大学 |
201 |
195(49) |
高等専門学校 |
6 |
6(6) |
専修学校 |
688 |
630(131) |
合計 |
2,630 |
2,502(350) |
高校から推薦されたのに採用になっていない人が若干数いますが、日本学生支援機構によれば、採用条件を満たしている人はすべて採用している、とのことです。つまり審査落ちした人は条件を満たしていなかった、ということで、条件に合致している人のなかから選別した、ということではないようです。
来年度(平成30年度)以降は、給付型奨学金はどうなっている?
日本学生支援機構の給付型奨学金は、来年度(H30)より本格実施されます。条件も今年度(H29)より緩和され、より応募しやすい体系となっています。
ただし、残念ながら、平成30年度分の給付型奨学金の申し込みは、すでに予約採用分で締め切ってしまいました。在学採用もありません。
「まだ応募のチャンスがあると思っていたのに……」という高校3年生や、すでに大学などに在学している学生で、給付型奨学金を望んでいる人は、大学独自奨学金や、自治体・企業などの奨学金で給付型のものがあります。受験前や在学中でも応募できるものもあります。自分の条件に合うものを諦めずに探してみてください。
現在高校2年生以下の人で、平成31年度以降に大学等に進学予定の場合は、JASSOの給付型奨学金は高校3年生の春に募集される「予約採用」で必ず申し込むようにしてください。1年に1度きりの応募のチャンスです。
【資料】JASSOよりプレスリリースが出ています
平成29年度の給付型奨学金の採用状況について、日本学生支援機構よりプレスリリースが出ています。合わせてご覧ください。
平成29年度「給付奨学金」の採用状況について - JASSO
以上「平成29年度先行実施のJASSO給付型奨学金、約2,500人が採用決定!」という内容でした。
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参考リンク: