米ジョージア州アトランタの大学「モアハウス・カレッジ」の卒業式で、投資家ロバート・スミス氏(56)が約400人の卒業生の学生ローンを自分が全額返済すると祝辞のなかで発表。一瞬耳を疑った卒業生たちですが、直後に大きな歓声を上げて喜びを爆発させたそうです。
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学生ローンを全額肩代わり、のニュース。背景は?
では、この気になるニュースのポイントを解説します。
ロバート・スミス氏とは?
ロバート・スミス氏は、投資会社ヴィスタ・エクイティ・パートナーズの創業者で、米誌フォーブスによれば総資産は約50億ドル(約5500億円)とのこと。黒人の投資家として知られており、アメリカの黒人の中では最大の資産家で文字通りの億万長者、ということですね!
今回の学生ローンの返済総額は少なくとも1000万ドル(約11億円)~最大で4000万ドル(約44億円)になるようです。
スミス氏は、過去にも母校の大学院やがん研究、芸術の分野にも多額の寄付を行ってきたそうで、アメリカの資産家の意識の高さや、スケールの大きさを感じます。
「モアハウス・カレッジ」とは?
モアハウス・カレッジとは、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ市にある私立大学。アメリカに4校ある男子大学のうちの1校で、設立時には黒人男性のための大学だったそう。日本にはない男子大学ですが、アメリカには歴史ある男子大学が存在しているのですね。
現在は人種を問わず入学できますが、学生の99%は黒人男性とのことで、伝統的に黒人男性が通う大学、といえますね。
学生ローンの負担の大きさは日米共通の問題
日本では学費の高騰などで奨学金の延滞やそれに伴う破産などがニュースに取り上げられ、社会問題となっています。
実はアメリカでも、授業料の高騰や金利上昇によって、学生ローンの債務が急増。返済に悩む卒業生が増加し、大学無償化や学生ローンの返済免除制度の拡大が、来年の大統領選挙でも主要争点になる見通し。教育費の問題は、日本でもアメリカでも大きいものになっています。
夢のようなアメリカの出来事ですが、日本でも……
今回、学生ローンを免除された学生たちは、涙を流して抱き合ったとか。本当に夢のような話ですね。
ちなみに日本国内では、企業レベルで奨学金を抱える学生を支援しよう、という取り組みが広がりつつあるようです。
たとえば、こちら。
以上、大富豪投資家が約400人の学生ローンを全額肩代わり!大学卒業式の祝辞で発表、という内容でした。
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