予約採用と言えば、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金を、進学前の高校3年時に申し込める制度ですが、「予約型奨学金」というのを知っていますか?志望校決定の参考にもなりそうな予約型奨学金。本日は、定番化した「予約型奨学金」について解説します。
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予約型奨学金とは、出願前に申し込める大学独自の奨学金のこと
多くの大学で、日本学生支援機構の奨学金以外に、独自に設立した奨学金を持っています。貸与型だけでなく、給付型も充実しているのが注目点です。このような大学独自の給付型奨学金の中に、大学受験前に申し込んで、採用決定の可否がわかるタイプの奨学金が出てきました。受験する前に申し込めるため、予約型奨学金と呼ばれています。ちなみに採用の可否と受験の合否は関係なく、採用が決まっていても不合格になることはあります(念のため)。
予約型奨学金のさきがけは、早稲田大学の「めざせ!都の西北奨学金」
予約型奨学金をいち早く導入したのは、早稲田大学。2009年から「めざせ!都の西北奨学金」という予約採用型の給付型奨学金を設立しています。
「めざせ!都の西北奨学金」は首都圏以外から早稲田大学に入学希望の学生を対象にしており、採用は約1200人。春学期(半期分)の学費相当額を4年間支給してくれます。
参考までに、昨年2017年度の募集はこのような内容です。
主に私立大学が中心ですが、国公立大学にもあります
予約型奨学金の導入は私立大学が多くなっており、前出の早稲田大学の他、慶応大学・明治大学・法政大学・青山学院大学・関西学院大学・立命館大学・同志社大学……など、相当数の有名大学の名前が見つけられますね。
また、国公立大学でも一部で導入されています。例えば東京大学では、自宅外通学の女子生徒を対象に、出願前に申込みできる奨学金があります。
昨年の資料はこちら↓
ええ~、女子学生だけ?と思わなくもないですが、一例としてご紹介しておきます。
予約型奨学金については、昨今の情勢を考えると、学生集めの手段として増加していく可能性もあります。
予約奨学金の詳細が発表になるのは、各大学ともおそらく夏ごろになると思われます。また年内に申込み、というパターンが多いと予測できますので、志望校選びと同時に、予約型奨学金の有無も確認しておくと良いでしょう。条件は各大学ごとに異なるため、必ず最新の情報を確認してくださいね。
以上「予約採用でなく「予約型奨学金」?出願前に申し込める大学独自の奨学金制度、増えていますよ!」という内容でした。
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参考リンク:
自治体の奨学金も意外とあります。ダメ元で地元の奨学金を当たってみては?