オリックスVIPローンカードは2017年で発売30年を迎えるカードローン。ちょっとラグジュアリーなホームページや印象に残るCM(以前、女優の篠原涼子さんが出演されていてカッコよかったですよね!)で、他社カードローンとは違う雰囲気を感じます。本日は、このところ急激に注目度が高まっているオリックスVIPローンカードについてご紹介します。
なお蛇足ですが、こちらのカード、よく「オリックスVIPカードローン」と間違えられます。この機会に正しい名称を覚えてくださいね!
正:オリックスVIPローンカード
誤:オリックスVIPカードローン
- オリックスVIPローンカードとオリックス銀行カードローン、おなじ「オリックス」のカードですが……
- WEB契約『即契(そっけい)』:ネット完結で即日融資OK
- オリックスVIPローンカードのWEB申し込みの方法
- 銀行カードローン並み!業界最高クラスの限度額と低金利
- インターネットで「即時振込&即時返済サービス」
- 日本国内のほとんどのATMが利用可能!無料で使えるATMも多数
- オリックスVIPローンカードの借り方
- オリックスVIPローンカードの返済方法
- オリックスグループの入会特典が付いてくる
- オリックスVIPローンカードのメリット
- オリックスVIPローンカードのデメリット
- スペック表
- まとめ
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オリックスVIPローンカードとオリックス銀行カードローン、おなじ「オリックス」のカードですが……
「オリックス」という名前のついたカードローンと言えば、「オリックス銀行カードローン」が有名です。では、オリックスVIPローンカードは、オリックス銀行カードローンとはどのような関係があるでしょうか?オリ銀カードの「VIP」版?
良く似た名前のふたつのローンカード、どちらもオリックスグループのカードローンですが、取扱い元が違います。オリックス銀行カードローンは、その名のとおり、オリックス銀行のカードローンです。一方、オリックスVIPローンカードは、オリックス・クレジットが発行しているローンカードです。
オリックス・クレジットという名前から、クレジットカードのローン(つまり信販系)と思われている節がありますが、ホームページをみると、貸金業者の登録番号が明記されています。つまり、オリックスVIPローンカードは、区分でいえば消費者金融のカードローン(無担保ローン)です。
オリックス銀行カードローン:銀行カードローン
オリックスVIPローンカード :消費者金融カードローン
▼オリックスVIPローンカードとオリックス銀行カードローンの違い
区分 |
オリックスVIPローンカード |
オリックス銀行カードローン |
発行元 |
オリックス・クレジット株式会社 |
オリックス銀行株式会社 |
系列 |
消費者金融カードローン |
銀行カードローン |
総量規制 |
あり |
なし |
使いみち |
自由(事業性資金もOK) |
自由(事業性資金は不可) |
金利 |
1.7%~16.8% |
1.7%~17.8% |
限度額 |
30万円~800万円 |
10万円~800万円 |
契約スピード |
最短で即日融資対応 |
2018年より即日融資不可 |
提携ATM |
約173,000台(国内ATMの99%利用可)無料ATMと有料ATMがあり |
97,000台以上(2017年5月時点)提携ATMはすべて無料 |
ちょっと上の表でネタバラシになりましたが、オリックスVIPローンカードは消費者金融系カードローンなので、即日融資が可能です。教育費の調達などで「ホントに急いでる!!」という場合でも、すぐにお金を用意してもらえる可能性があります。また商品内容は銀行カードローンと同等か、むしろメリットが高い一面もあります。順を追って解説しましょう。
WEB契約『即契(そっけい)』:ネット完結で即日融資OK
オリックスVIPローンカードをはじめ、オリックスクレジット取扱いのローンカード(VIPローンカード・VIPローンカードBUSINESS・カードレスVIP・VIP Y’s CARD・VIP Lyra CARD)では、インターネットで申し込みから契約まで完了し、最短即日融資も可能なWEB契約『即契(そっけい)』を打ち出しています。
即日融資がウリだった銀行カードローンが失速したあとは……
このところ、個人向けのキャッシングは銀行カードローンが主流となっていました。しかし、2017年は銀行カードローンにとっては逆風が吹いた1年。過剰貸し付けなどの問題点が明らかになり、2018年からは銀行で融資する際の審査内容が変わります。この審査方法の変更により、銀行カードローンの申込当日の融資が事実上不可能になります。
消費者金融と比較すると条件のよい内容で、しかも即日融資にも対応していたことから利用者を拡大してきた銀行カードローンですが、2018年からは利便性が大きく後退します。
そこで再注目されているのが、消費者金融のカードローンです。各消費者金融とも利用者の増加に備えている様子。検索数もアップしているようです。2018年に審査内容が変更になるのは銀行のみなので、消費者金融は関係ありません。したがって、今後も即日融資が可能なのは消費者金融系のカードローンだけです。
WEB契約『即契(そっけい)』を利用するには?
WEB契約『即契(そっけい)』を利用する、といっても、特別な申し込み方法があるわけではなく、「WEB上ですべての契約手続きが完了できること」「かつ当日14:30までに手続き完了すれば最短即日融資ができる」ということを、『即契(そっけい)』というネーミングでアピールしているわけです。
したがって、例えばオリックスVIPローンカードのホームページに「即契(そっけい)申し込み」用のボタンがあるわけではありません。WEB申し込みはいつでもネット完結で進みますし、条件が合えばだれでも即日融資が可能です。
なお補足ですが、インターネットで申し込めない場合・申し込みたくない場合は、電話でも受け付けてくれます。電話申し込みの場合は郵送で書類のやりとりが必要なので、利用まで最短でも1週間程度必要です。
オリックスVIPローンカードのWEB申し込みの方法
オリックスVIPローンカードは、ホームページの申し込みボタンから手続きを開始します。
大まかな流れを表にしましたので、まずこちらをご覧ください。
▼オリックスVIPローンカード:申し込み手順
利用者 |
→申し込み(ホームページの申し込みボタン、もしくは電話) |
オリックス |
→必要書類の提出(申し込みフォーム送信後に表示されるアップロード画面から提出) |
||
審査結果の連絡← ※承認の場合は電話連絡(在籍確認と申し込み内容の確認) 否認の場合はEメールで連絡 |
||
カード発行・郵送← |
||
→WEB上で契約内容の確認 |
||
→契約内容に同意したらクリック |
||
→利用開始:当日14:30までに同意まで完了すれば当日振込融資OK |
審査回答は最短で60分
審査結果が出るのは最短で60分です。書類で審査通過した場合は電話連絡があり、申し込み内容の確認などが行われます。なお審査結果の回答は平日9:00~19:00なので、土日祝日や夜間に申込みした場合は、翌営業日の審査・連絡になります。
申し込み時に準備しておく書類は?
申し込み時にアップロードが必要な書類は、本人確認資料と収入証明書です。
本人確認書類は運転免許証か、免許のない場合は健康保険証かパスポートになります。
収入証明書は、源泉徴収票や課税証明書、確定申告書など年収のわかる書類が必要です。ただし、50万円までの申し込みなら収入証明書は不要です。
・50万円以下の申し込み⇒収入証明書はいらない
・50万円を超える申し込み⇒収入証明書が必要
・他社借り入れと合わせると100万円を超える場合⇒収入証明書が必要
契約が完了したら、カード到着前でも振込融資してもらえる
審査が完了したら、カード発行⇒郵送の流れになりますが、WEB上で契約手続きが終われば、すぐに融資申し込みができます。この場合、指定した口座に振り込み融資になります。契約書類への同意が14:30までに完了すれば、銀行の当日振込に間に合いますので、当日融資ができる、というわけです。
銀行カードローン並み!業界最高クラスの限度額と低金利
オリックスVIPローンカードは、一般的な認識では、銀行カードローンと消費者金融カードローンの間くらいのローン、という印象を持たれていることが多いようです。実際には消費者金融のローンなのですが、ただ商品内容を確認してみると、このイメージはあながち間違いではありません。
最高800万円の高額な限度額設定
オリックスVIPローンカードは、最高で800万円まで利用可能です。これだけの高額限度額は銀行カードローンなみですね!と思ったら、消費者金融のアコムも2016年に最高限度額を800万円に変更していました。SMBCモビットも800万円です。最近の消費者金融の限度額はおおむね500万円でしたが、高額貸し付けの波が消費者金融にも押し寄せているのでしょうか?限度額を下の金利表に併記しておきましたので、参考にしてください。
ただし、銀行カードローンと比べた場合に大きく異なるのは、消費者金融系のカードローンには総量規制が関係してくる点です。貸金業者は利用者の年収の1/3までしか融資を行えないので、限度額800万円がつくには、少なくとも年収が2400万円以上は必要です。
なお、無職の主婦など収入がない人の場合は、総量規制で利用可能額が出ませんので(元になる年収が0円だから)残念ながらオリックスVIPローンカードは利用できません。
銀行カードローンに迫る!金利1.7%~16.8%
まず、オリックスVIPローンカードと、主要銀行カードローン、消費者金融の金利と借入限度額をまとめてみましたので、ごらん下さい。
▼オリックスVIPローンカード金利比較
カード名 |
金利 |
限度額 |
オリックスVIPローンカード |
1.7%~16.8% |
800万円 |
☆銀行カードローン☆ |
||
オリックス銀行カードローン |
1.7%~17.8% |
800万円 |
三菱東京UFJ銀行カードローンバンクイック |
1.8%~14.6% |
500万円 |
三井住友銀行カードローン |
4.0%~14.5% |
800万円 |
みずほ銀行カードローン |
2.0%~14.0% |
800万円 |
イオン銀行カードローン |
3.8%~13.8% |
800万円 |
住信SBI銀行 Mr.カ─ドロ─ン |
0.99%※(1.59%)~14.79% ※条件による最大引下げで0.99% |
1200万円 |
☆消費者金融☆ |
||
アコム |
3.0%~18.0% |
800万円 |
プロミス |
4.5%~17.8% |
500万円 |
アイフル |
3.0%~18.0% |
800万円 |
SMBCモビット |
3.0%~18.0% |
800万円 |
いずれも金利に幅があり、どうしても最低金利に目が行きがちですが、最低金利で利用できるのは限度額が高額な場合です。一般的には高い方の金利に注目してみてみましょう。
すると、やはりオリックスVIPローンカードは、消費者金融と銀行カードローンの間くらいに位置しているのがわかります。
また最低金利の方は、銀行カードローンよりもむしろ低金利になっていて、高額利用者や利用期間の長い人にはメリットが大きいと考えられます。
インターネットで「即時振込&即時返済サービス」
カードを使わず、インターネットで融資・返済を行うなら、「即時振込&即時返済サービス」が利用できます。24時間365日、手数料無料で利用可能です。
ただし提携金融機関によっては夜間など取扱いしていない時間帯もありますので、ご注意ください。
日本国内のほとんどのATMが利用可能!無料で使えるATMも多数
オリックスVIPローンカードは、直営店舗がなく自社ATMは持っていません。そのかわり提携ATMが多く、国内のATMの99%が利用できます。99%というと、ほとんどのATMが使えると考えても良いほどです。三井住友銀行ATMやゆうちょATMは無料で利用できるほか、都市銀行、地方銀行、コンビニATMなどほぼ利用可能です。使えるATMが多いので、手数料が有料か無料かをあらかじめ調べておくと良いでしょう。
地方銀行の中にも無料で利用できるATMが多数ありますので、もしかしたらもよりの銀行で手数料なしで利用できるかもしれません。
オリックスVIPローンカードの借り方
オリックスVIPローンカードでは、以下の借り入れ方法が利用できます
・カードを使って提携ATMからキャッシング(1万円単位)
・振込融資を依頼して、自分の持っている口座に入金(1,000円単位)
オリックスVIPローンカードの返済方法
オリックスVIPの返済方法は、決められた返済日に口座振替(手数料無料)かATMからの入金(手数料が必要)を選択します。契約時はATM返済になっていますが、手数料がかからず返済忘れも防止できるので、口座振替に変更をおすすめします。
毎月の約定返済以外に、一括返済や繰上返済も可能です。
返済方式が2種類から選択できる
オリックスVIPの返済方式は「新残高スライドリボルビング返済」または「元利込定額リボルビング返済」のいずれかを選択できます。
デフォルトでは「新残高スライドリボルビング返済」になっていますが、「元利込定額リボルビング返済」を選択したり、「ボーナス加算」を後からつけることも可能です。
・新残高スライドリボルビング返済⇒締日以前の最新の借入残高により、返済額が決定する返済方法。追加借り入れをしなければ、完済まで同じ返済額になる。途中で追加借り入れをすれば、借入後の最新の借入残高で返済額が決定する。
・元利込定額リボルビング返済⇒契約枠(利用限度額)のコースごとに最低返済額以上の返済額を設定して、借入残高に関わらず一定の額を返済する方法。
オリックスグループの入会特典が付いてくる
オリックスVIPローンカードでは、入会した人が使えるパーソナルセンター(残高照会、融資、返済の手続きなど365日利用可)やマネー相談もできるカウンセリングデスクを用意しています。
またオリックスグループの会員優待も利用可能。ホテルやレンタカーなどが優待価格で利用できます。クレジットカードに会員優待が付いていますが、あのような感じで各種特典が用意されています。ただキャッシングをするだけでなく、会員優待が利用できるのは嬉しいですね。
オリックスVIPローンカードのメリット
・銀行カードローンに匹敵する低金利と限度額
・WEB上で契約が完了
・最短で即日融資も可能
・国内ほとんどのATMが利用可能
・無料ATMも多数提携
・返済方式が選べる
・オリックスの会員優待も使える
オリックスVIPローンカードのデメリット
・総量規制の対象
・有人店舗や自動契約機はなし
スペック表
▼オリックスVIPローンカード:金利と概要
利用条件 |
・年齢が満20歳以上69歳までの方 ・日本国内に居住している方 ・毎月定期収入のある方 |
申し込み方法 |
インターネット(サイトの申込みボタンから申し込み) 電話(0120-20-8480) |
審査時間 |
最短60分~数日 |
口座開設 |
特定の金融機関の口座開設は不要(全国のCD/ATMの99%が利用可能) ※三井住友銀行・ゆうちょ銀行・多くの地方銀行でATM手数料無料 |
利用開始までの時間 |
最短で当日融資可能 |
借入限度額 |
30万円~800万円 |
使いみち |
自由(事業性資金もOK) |
借り入れ方法 |
・ATMでカードを使って借り入れ ・振込融資 |
金利 |
1.7%~16.8% |
返済方法 |
リボルビング払い ・新残高スライドリボルビング返済 ・元利込定額リボルビング返済 |
担保・保証人 |
不要 |
保証会社 |
新生フィナンシャル株式会社 |
契約期間 |
1年毎の自動更新 |
返済期間 |
最終の借入から最長20年(1~240回) |
手数料 |
不要 |
登録番号 |
関東財務局長(14)第00170号 |
社名 |
オリックス・クレジット株式会社 |
本社所在地 |
東京都立川市曙町2-22-20 フリーダイヤル:0120-20-8480 |
まとめ
銀行カードローンへの逆風が強くなるのに比例して、消費者金融への注目度が高まり、消費者金融会社の株価も上がっていると聞きます。とはいえ、有名消費者金融はちょっと敷居が高くて……という場合、オリックスVIPに着目する、という手もあります。
業種としては消費者金融系になりますが、有名消費者金融よりは金利設定も低く、提携ATMも多いことから、スマートな利用が可能です。「家族や他人にローンカードを持っているのをみられたくない」という場合は、振込融資に特化したカードレスプラン(カードレスVIP)という商品もあります。調べてみてはいかがでしょうか。
以上「【オリックスVIPローンカード】オリックス銀行カードローンとの違い。どちらが得か?」という内容でした。
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参考リンク: