読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

教育ローン&我が子の教育

教育ローンにまつわる奮闘と教育費情報について書いていきます

奨学金審査に落ちない3つのポイントと賢い申し込み方法

奨学金 大学 国の教育ローン 教育ローン

Students-Classroom-177

 

《このページでわかること》

奨学金の申し込み方法と時期
予約採用・在学採用の申し込み~振

込までを表で解説
奨学金審査に落ちない重要な「3つのポイント」
日本学生支援機構以外に奨学金団体はある?
奨学金審査に落ちたらどうする?かしこい学費対策

 

たくさんの学生が大学・専門学校などの進学時に利用する奨学金。進学して使うもの、という印象から、申し込みは卒業後くらいかな?とのんびりしていませんか?

 

「最も早い申し込みは高校在学中の6月頃から始まっている」という事実、知っておいてください!

 

いつ、どんなふうに申込むかは意外と知られておらず、自分の家族が使う時期になって、急に慌てる人も多いものです。

 

奨学金の申し込み条件や審査内容は、一般の銀行ローンなどとは異なり、独特の基準が設けられています。そのため、事前に知っておいた方が良い情報もあります。

 

この記事では、奨学金を賢く申し込むコツと、審査落ちを防ぐために知っておきたい申し込み条件を、3つのポイントに絞ってそれぞれ分かりやすく説明します。

 

なお、このページで説明する奨学金は、独立行政法人日本学生支援機構奨学金制度のことです。またこのページでは、主に大学進学での奨学金利用情報についてまとめます。

 

短期大学や専門学校、大学院などへの進学で使う場合は、参考になる共通点もありますが、募集期間や採用条件等も含め、微細に異なっている点もあります。

 

大学以外の進学で利用する場合は、日本学生支援機構(JASSO)のホームページで、該当する進学先に対応する内容を必ずご確認ください。



奨学金の申し込み方法  目次


奨学金申し込みの3つのポイント

  ▶ 【予約採用】早めに申込み、安心して進学準備

  ▶ 【予約採用】の流れ

  ▶ 【在学採用】予約採用を逃した人、入学後の申込みはコレ

   ▶ 【在学採用】の流れ

  ▶ 【緊急・応急採用】在学中の災害や家計急変に対応


奨学金審査に落ちない3つのポイント

   ▶ 【申込資格】どんな人が利用できる?

  ▶ 【学力基準】成績が審査を左右するってホント?

  ▶ 【家計基準】家庭収入に上限がある?少ない場合は?


奨学金審査に落ちた!どうする?教育費対策

  ▶ 【他の奨学金】学校独自の奨学金もあり

 【身内の援助】税金の心配は?

  ▶ 【公的ローン】安心!低金利!国の教育ローン

 ▶ 【銀行教育ローン】イメージしやすい調達方法

 ▶ 【銀行カードローン】急いでお金が必要な時はコレ

奨学金申し込み方法の関連ページ



*教育ローンにも使える!

おすすめ銀行カードローン*


三菱東京UFJ銀行カ─ドロ─ン


オリックス銀行カ─ドロ─ン

 

kyouikuloans.hatenablog.com


奨学金申し込みの3つのポイント

 

では、まず奨学金の申込方法について説明します。

 

日本学生支援機構JASSO(旧:育英会)の奨学金申込方法は、3つあります。

 

進学する前年度にあらかじめ申し込んでおく【予約採用】、進学後に申し込む【在学採用】、緊急時に申し込む【緊急・応急採用】です。

 

奨学金には、第一種(無利息)と第二種(利息あり)という2種類の採用方法がありますが、採用形態で申込み時期に違いはありません。


ただ、第一種は採用枠が少ないので、できるだけ予約採用で申し込んでみるのがおすすめです。



【予約採用】早めに申込み、安心して進学準備              

 

多くの人が利用する申し込み方法は「予約採用」です。文字通り、進学先が決定する前に「来年度の進学時に利用させてください」と利用予約という形で申し込みを行います。

 

早めに奨学金採用を決定してもらうことで、教育費の見通しが立ち、落ち着いて受験に取り組めるというメリットがあります。利用を希望する人は多くが予約採用で申し込み、第二種利用者の7割程度が予約採用で利用を決めています。

 

  • 予約採用はいつ?

 

高校3年生になると、いよいよ受験モードに入ってきますね。春先の進路説明会と一緒に、早々に翌年度の奨学金の案内も行われます。奨学金の利用を考えている進学予定者は、タイミングを逃さないようアンテナを張っておいてください。

 

学校により多少の差はありますが、たいてい新年度開始まもなく案内があります。申込みを行うのは6月前後なので、説明会などはもっと早く行われます。注意しておきましょう。採用枠が残っている場合は、秋に再募集される場合もありますが、確実に予約採用で枠を押さえておくには、6月頃の募集で申し込みましょう。

 

特に、採用枠がタイトな第一種の利用を希望する場合は、ぜひ6月の予約採用で応募してください。

 

  • どうやって申し込むの?

 

まず申込書類一式と、保護者の所得証明書などの必要書類を、在籍校に提出します。

 

その後、スカラネットという奨学金独自のシステムを利用して、インターネットから申込みを行います。

 

書類提出後、在籍校を通じてスカラネット利用の識別番号が個別に配布されます。その番号を使ってスカラネットにアクセスし、利用者情報など必要項目を入力して正式な申込みとなります。

 

審査通過したら「奨学生採用候補者決定通知」(いわゆる採用通知)が自宅に郵送で届きます。進学後に本採用の手続きを行いますので、紛失しないよう大切に保管しておきましょう。

 

  • 予約採用の注意点~進学前

 

予約採用で注意する点は2つ。

 

まず、申込み時期が早いことから、奨学金貸与の時期を勘違いしている人がいますが、早く申し込んだからといって、進学前に貸与が始まることはありません。

 

高3の春に申し込んで予約採用になっても、実際に貸与が始まるのは進学後の5月~6月です。つまり、約1年後!入学前の入学金や前期の学費、諸経費などといった支払いには間に合いません。

 

入学金など入学前の納入費用に使いたい場合は、国の教育ローンやその他ローンの併用を考えてください。

 

  • 予約採用の注意点~進学後

 

次に入学後、予約採用から本採用への手続きを必ず行わないといけません。

 

予約採用になっていても、翌年度の春、進学先で利用手続きを怠ると、採用取り消しになります。入学後、すぐに採用者向けの説明会が行われるので、必ず貸与を受ける本人が出席してください。また、返還誓約書などの提出書類一式が渡されますので、すみやかに用意し、指示されたように手続きを行います。

 

日程がタイトになっているケースが多いため、忘れないように必ず手続きを行いましょう。なお、入学後の本採用手続きもスカラネット(インターネット)を通じて行います。

 

確実に奨学金を利用し学費の心配をなくすには、早めに採用内定をもらうと安心ですね。予約採用は、最も賢く確実な奨学金の申し込み方法です。



毎月支払われる奨学金と別に、入学時に増額貸与される「入学時特別増額奨学金」があります。金額は10万円~50万円を一括貸与。


この入学時特別増額奨学金は、国の教育ローンを申し込んで審査落ちした場合のみ利用できる奨学金です。したがって、国の共育ローンの保険的な働きをしてくれます。国の教育ローンを使う予定がある場合は、予約採用奨学金と一緒に申し込んでおくと良いでしょう。

ただし、この入学時特別増額奨学金、振込みは第一回目の奨学金と同時になります。国の教育ローンのように入学前に借りることはできないので、注意してください。



【予約採用】の流れ        

 

予約採用の流れはこのようになります。

 

 



【在学採用】予約採用を逃した人、入学後の申込みはコレ         

 

★申し込む予定だったのに、うっかり予約採用時期を逃してしまった……

★予約採用では申し込まなかったけど、色々考えるとやっぱり奨学金が必要……

★予約採用の申込みで不採用になった

 

このような場合は、4月に入学した進学先で申し込む「在学採用」を活用しましょう。

 

在学採用は毎年春に応募があり、新入生も入学後の手続きが可能です。また2回生以降の申し込みもできます。予約採用で落ちている場合でも制約はなく、再度申込みができます。また、第一種で申し込んだのに第二種で予約採用になった、という場合も、枠があれば、第一種の採用に再チャレンジできる場合があるようです。

 

手続きとしては予約採用と同じで、取扱いの窓口(大学の学生部学生課など)で申し込みを行い、審査を受けます。審査通過すれば、所定の書類を提出し、スカラネットで手続きを完了します。

 

  • 在学採用の注意点

 

入学後も申し込めるのなら、慌てて予約採用に申し込まなくても良いよね……と考えるのは、おすすめしません。

 

というのも、奨学金は条件の合う人が際限なく採用になるわけではなく、貸与可能な予算があるため、最終的な採用人数が決まっています(これを採用枠といいます)。

 

したがって、進学した大学や学部に採用枠が残っていない場合、内容的に通常なら審査に通りそうな人でも、不採用になることは珍しくありません。

 

特に新入生の場合、採用を確実にするなら、第一に予約採用で申し込むべきです。在学採用は、予約採用で決まらなかった場合の補助的な申込み方法と考えておきましょう。

 

【在学採用】の流れ        

 

在学採用の流れはこのようになります。

 

 



【緊急・応急採用】在学中の災害や家計急変に対応            

 

<<画面文字挿入>>緊急事態にも奨学金は使えます!!

 

地震や水害などの自然災害で被災した場合や、保護者の失業や事故、病気などで家計が急変した場合、頼りになるのは奨学金です。

 

緊急に利用したい場合は、緊急・応急採用として一年間申込みが可能です。在籍している学校を通じて、至急申し込んでください。

 

緊急で申し込める奨学金とはいえ、申込み条件や貸与額は一般の奨学金と同じで、審査もあります。しかし、特別枠で速やかに奨学金を貸与してくれる、家計の一大事を支えてくれる制度となっています。

 


災害が原因で奨学金を申し込む場合、居住地が災害救助法適用地域に該当している場合は、希望者全員が申込み可能です(適用地域は日本学生支援機構のホームページで公開されています)。


また該当していない周辺地域でも、適用地域と同様に被災した場合や、保護者の勤務先が被災した場合でも、採用されるケースがあります。あきらめずに在学中の学校窓口で相談しましょう。



  • 緊急採用と応急採用の違いは?

 

では「緊急採用」と「応急採用」の違いは、何でしょうか?

 

これは、一般の奨学金の第一種・第二種の違いと同じで、緊急採用は無利息、応急採用は利息あり、となります。貸与スピードなどに違いはありません。

 

また緊急採用は、基本的に当該年度限りの適応ですが、届け出をすることで延長可能です。応急採用は一度採用されたら、修業年限が終了するまで利用できます。 

 

  • 緊急・応急採用の注意点

 

緊急・応急採用を使用する際の注意点は、家計急変などの応募理由が発生してから12か月以内に申込む必要がある点です。

 

例えば、保護者が失業して収入が激減したとしましょう。しばらくの間、貯金から教育費を支払ってきたけど、途中で息切れしてしまい、どうにも回らなくなって2年後に奨学金を申し込んだ…そんな場合は、どうでしょう。

 

このケースでは、原因の発生時から1年以上経過しているので、残念ながら緊急・応急採用としては申し込めません(年度初めの在学採用なら申し込めます)。

 

緊急・応急採用に該当する場合は、採用してもらえる時期(事由発生から12か月以内)に躊躇せず利用するのをおすすめします。結果的に不要だった場合はそのまま貯蓄しておき、卒業後そのまま繰り上げ返済すればOKです。利息も卒業時点ではかかりません。

 

なお、家計急変など事由が発生した時にに休学中・留学中の場合は、緊急採用・応急採用として申し込むことはできません。ご注意下さい。

 

  • コラム:返済と個人信用情報機

 

 


奨学金の申し込みでは、貸与月額ばかりに気を取られず、貸与終了までのトータル額(貸与予定総額)や、返済額と返済期間(貸与期間)がどのくらいになるかを、必ずシミュレーションして確認してください。


というのも、近年奨学金の返済が滞ったことに由来する、若者のブラックリスト化や自己破産が社会問題になっているからです。


教育費という言葉は聞こえが良いですが、貸与型の奨学金は事実上の借金です。返済できなくなると、個人信用情報機関に延滞情報が記載されてしまいます。色々な信用取引(クレジットカードやその他ローンなど)に影響が出ることを知っておいてください。

 

奨学金に関しては、こちらも合わせてお読みください。連帯保証人や機関保証制度、保証料など、申込時の保証についても詳しく解説しています。

 

kyouikuloans.hatenablog.com

 

奨学金審査に落ちない3つのポイント     


奨学金は、経済的な理由で修学が難しい学生の支援に貸与されるものです。したがって一般的な教育ローンや各種ローンとは、審査の視点が異なっています。

 

例えばカードローン審査なら、申込み者の年収や職業、他社負債などが非常に重要視されますが、これは返済能力が確かにあるかどうかをチェックするためです。年収も高い方が返済能力があるとみなされ、高額の限度額がもらえたりします。

 

しかし奨学金は、経済的に困っていることが大前提で、より困っている人を助ける、という考え方なので、年収が高ければ審査に落ちてしまいます。この時点ですでに一般ローンとは貸し付け基準がまったく違います。

 

一般的なローンでは、収入が安定していて高額であるほうが有利ですが、奨学金の申込みは、収入の上限が設定されており、それより多い人は除外されます。

 

また、貸与を受けるのは学生本人なので、保護者の失業や破産等は影響ありません。というより、奨学金には緊急・応急採用という枠があるくらいなので、主旨としてはむしろ切迫した状態は通りやすいといえます。

 

しかし採用にあたっては、貸与される学生の成績や修業状況なども審査対象になるため、経済面だけで採用・不採用は決まりません。似たような状況の申込者でも、審査に通る場合と通らない場合が出てきます。

 

奨学金の審査は、真面目に学業に励み、素行が悪くないという点は在学中より意識しておく必要はあります。しかし、採用されるために何かを準備する、というよりは、奨学生としてどのような場合に採用してもらえるか、応募のための基準を充分理解しておくことが重要です。

 

【申込資格】どんな人が利用できる?

 

まず、奨学金を申し込めるのはどのような人かを説明しましょう。

 

日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は、大学・短期大学・専修学校(専門学校)・高等専門学校・大学院で学ぶ人を対象にしています。これらの対象学校に進学・在学している学生は、利用可能です。

 

日本学生支援機構では高等学校の修学に対応していませんが、ご安心ください、高校向けの奨学金は各都道府県で取り扱っています。居住地の教育委員会に問い合わせをしてください。

 

対象校がわかったところで、申し込み資格を見ていきましょう。申し込み資格があるのは、以下の場合です。

 

▼例:大学・短期大学・専修学校(専門学校)で奨学金を利用したい場合

1. 当該年度末に高等学校または専修学校専門課程(高等課程)を卒業予定の人


2. 高等学校、または専修学校の高等課程を卒業後2年以内で、大学・短大・専門学校に一度も入学していない人(いわゆる浪人生など)


3. 高等学校卒業程度認定試験合格者または大学入学資格検定合格者で、まだ大学等へ入学していない人、もしくは科目合格者で学生支援機構により設定されている基準に該当する人

 

分かりやすく言えば、

・その年度末に卒業する人

・二浪までの人

・認定試験等に合格して、高校卒業と同等の資格を持っている人

このような人が利用できる、という訳です。

 

奨学金の申込みは基本的に在籍校か卒業校を通じて行います。卒業認定試験もしくは大検で申し込む場合は、日本学生支援機構に直接申し込みして下さい。

 

なお、申し込み条件は第一種・第二種ともに共通です。

 

【学力基準】成績が審査を左右するってホント?             

 

奨学金の申込みには、学力基準が設けられています。平たく言うと、採用に成績が関係する、という訳です。

 

▼例: 大学・短期大学・専修学校奨学金を利用したい場合

第一種(無利息)

第二種(利息あり)

1.高等学校などでの、1年生から卒業までの成績の平均が3.5以上


2.高卒認定試験などに合格している

1.高等学校などでの画成績が平均水準以上と認められる場合


2.特定の分野で優れた資質を持つもの


3.大学等への修学意欲が高く、学業を確実に修了できる見込みがある場合


4.高卒認定試験などに合格している

 

無利息の第一種は厳密に評定の数値を3.5以上と定めています。第二種では成績を「平均水準」と明記。しかし、特定の資質や意欲が評価される向きもあり、第一種よりは第二種の方が緩やかに審査してもらえます。

 

なお、2017年度から奨学金の制度が変わっています。詳細はこちらにまとめてありますので、ご一読ください。

 

kyouikuloans.hatenablog.com

 

【家計基準】家庭収入に上限がある?少ない場合は?           

 

奨学金の申込みの際には、家計基準と呼ばれる「世帯収入の上限金額の目安」が重視されます。

 

これは一般のローンと大きく異なる点です。通常のローンなら収入が多い方が返済能力が高いと判断され、審査は有利になります。しかし奨学金では、世帯収入が家計基準を大きく超えていると、採用が難しくなります。

 

実は奨学金不採用の原因第一位は、家計基準を超えた収入の多さです。同居している世帯全員の収入(両親や家族のパート代やアルバイト代、祖父母の年金なども加算)で計算されるので、予想に反して超えてしまうこともあるようです。

 

参考までに、大学進学に適応される家計基準を見てみましょう。

 

▼家計基準:大学・短大に進学の場合

 

第一種

(無利息)

第二種

(利息あり)

世帯の

人数

給与所得者(年収)/

給与所得外(所得)

給与所得者(年収)/

給与所得外(所得)

3人

692万円/

286万円

1,033万円/

601万円

4人

781万円/

349万円

1,124万円/

692万円

5人

896万円/

464万円

1,274万円/

842万円

 

家計基準は、進学先や世帯の構成人数により細かく設定が異なるので、必ず日本学生支援機構のホームページで、自分の世帯が該当する情報を確認して下さい。

 

なお、世帯の中に給与所得者と事業主等が混在している場合は、双方を年収ではなく所得に合わせて、換算してください。

 

奨学金審査については、こちらにまとめてあります。ぜひお読みください。

 

奨学金の審査、なぜ落ちた!?通らない場合、審査基準の中で重要なのは……

 

奨学金審査に落ちた!どうする?教育費対策             

 

最後に、奨学金が使えなかった場合の教育費調達方法について、解説しましょう。

 

進学を奨学金の貸与を大前提として考えていると、審査落ちした場合、進学できるかどうかまで、不安になってしまうでしょう。実際に費用が工面できずに進学をあきらめる学生は大勢います。

 

しかし、日本学生支援機構奨学金以外にも、別の奨学金や低金利の教育ローン、教育費調達に使える一般ローンなど、手段は他にもあります。

 

奨学金を使うことが決まっていても、以下に紹介する手段は、ほとんどが日本学生支援機構奨学金と併用できます。教育費を集めるための手段として覚えておいてください。

★まれに併用できないものがありますので、利用の際にはご確認下さい。

 

【他の奨学金】学校独自の奨学金もあり                 

 

一般的に奨学金と言えば、日本学生支援機構奨学金を指しますが、実はそれ以外にも数多くの奨学金があります。

 

  • 入学した学校が独自に貸与・または給付する奨学金

 

どの大学等でも、その学校独自の奨学金制度を設定しています。もしかしたら給付型(返還不要のもの)の奨学金もあるかもしれません。

 

また、それに並行して、大学後援会や大学関連の団体が設置している奨学金も多く見られます。学校で一覧が手に入りますので、問い合わせてみましょう。

 

 

奨学事業は、財団法人や自治体だけでなく、企業が設立した奨学事業団体や育英団体、NPO団体などが行っているものもあります。

 

広く公募になっている場合もありますが、居住地や修業内容等の条件が細かく決まっているケースがあります。応募条件はしっかり確認してください。

 

小規模で行われている奨学事業の中には、よく探すと給付型奨学金(返還しなくて良いタイプの奨学金を見つけることもできます。もちろん狭き門でしょうが、応募可能なものがあればチャレンジしてみるのも良いですね。

 

主な奨学金団体

奨学金団体名

奨学金タイプ

公益財団法人日本教育公務員弘済会

貸与型

生活福祉資金

貸与型

あしなが育英会

貸与型

公益財団法人 日本国際教育支援協会

給付型

一般財団法人JT奨学財団

給付型

一般財団法人コカコーラ教育・環境財団

給付型



【身内の援助】税金の心配は?    

 

<<画面文字挿入>>祖父母からの教育費援助は非課税枠を利用!

 

家族や親族から教育費の援助が受けられると、本当に助かりますし、心強いものです。

 

祖父母からまとまった金額の教育費援助が受けられる場合は、2019年3月まで利用できる非課税贈与制度を活用するのがおすすめです。教育費非課税贈与枠は、1500万円までとなっています。

 

ただし、利用の際には正式な手続きが必要です。専用口座を開設し、金融機関を通じて所轄の税務署に届け出をします。また、受贈者(孫)が30歳になった時点で残金があれば、その部分に関しては贈与税がかかります。

 

詳しくは国税庁のHPでご確認ください。

 

祖父母などから教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度のあらまし/国税庁 



【公的ローン】安心!低金利!国の教育ローン              

 

奨学金以外の、公的な教育費調達方法は、日本政策金融公庫の教育一般貸し付けです。一般的に「国の教育ローン」と言う名前で呼ばれているのは、この貸し付けのことです。

 

国の教育ローンは、子供一人当たり350万円まで利用可能です。利率も一般的な銀行教育ローンが3~4%台の設定になっているところを、1.81%(2017年3月現在)と、かなりの低金利で借り入れできます。

 

教育費のローンと言えども、利用できる範囲が幅広いのも国の教育ローンの特長です。授業料はもちろんのこと、受験費用(受験会場までの交通費や宿泊費にもOK)や合格後の引っ越し費用、パソコンなども含む教材費、学生生活全体の生活費(食費や交通費など)にも利用可能。いわば、学生生活に必要な費用は丸ごと面倒を見てもらえるのが、国の教育ローンのメリットです。

 

国の教育ローンについてはこちらも合わせてお読みください。

 

kyouikuloans.hatenablog.com

 

【銀行教育ローン】イメージしやすい調達方法              

 

教育ローンは、たいていどこの銀行でも取扱っています。だいたい3%~4%あたりの金利設定で貸付しています。

 

金利は国の教育ローンよりも高いですが、反面利用限度額が高く(1000万円など)、十分な資金が準備できることがメリットです。

 

気になる金利は、入学シーズンには金利引き下げ条件やキャンペーンが行われている場合があります。したがって、オフシーズン(年度の途中など)よりは、春先の利用がおすすめ。2%台以下で利用できる場合は、かなりお得といってよいでしょう。

 

懇意にしているメインバンクがあれば、「お得なタイミングを教えて!」とあらかじめ声をかけておくのも良いでしょう。顧客向けのサービスが用意されているかも知れませんよ!



【銀行カードローン】急いでお金が必要な時はコレ            

 

近年注目度の高い銀行カードローンは、汎用性の高い資金調達方法として、すっかり定着した感があります。

 

一般の銀行カードローンは利用範囲が広く、事業性資金以外ならどのような利用使途でもOKです。つまり、教育費として使うこともできます。

 

国の教育ローンなら融資まで20日程度かかりますが、銀行カードローンなら申し込んだ日に即実融資できる場合もあります。

 

銀行カードローンは金利がかなり高いので、借りっぱなしで慢性的に使い続けるのはおすすめできません。しかし融資スピードは他のどんなローンよりもスピーディー。奨学金や国の教育ローン、銀行教育ローンが下りるまでのつなぎ資金として役立ちます。

 

教育費調達全体の良くある質問は、こちらを合わせてご覧下さい。各種調達方法も比較し、分かりやすくまとめてあります。

 

kyouikuloans.hatenablog.com

 

奨学金申し込み方法の関連ページ   

*教育ローンにも使える!

おすすめ銀行カードローン*


三菱東京UFJ銀行カ─ドロ─ン


オリックス銀行カ─ドロ─ン